MENU
search icon
media
Beyond magazineでは
ニュースレターを配信しています
検索
Tags
  1. TOP/
  2. ANNEX/
  3. 『箱根リトリート före & villa 1/f』で“大正時代にタイムスリップ”する旅を
ANNEX

歴史と自然に触れる宿泊体験

『箱根リトリート före & villa 1/f』で“大正時代にタイムスリップ”する旅を

author: Beyond magazine 編集部date: 2024/10/31

都心から車で約1時間半、神奈川県の南西部に位置する人気エリア・箱根。山々に囲まれた自然豊かなここ箱根に、北欧モダンな「före(フォーレ)」と独立コテージ「villa 1/f(ヴィラ ワンバイエフ)」の2つの宿泊施設からなる『箱根リトリート före & villa 1/f』は、あります。
 

そんな『箱根リトリート före & villa 1/f』に、今年8月に合計7棟のヴィラが新設されました。そこで、自然と共鳴しながら住まうように泊まる『箱根リトリート före & villa 1/f』を体験しに訪れました。

箱根の豊かな自然の中に佇む、『箱根リトリート före & villa 1/f』

fade-image

『箱根リトリート före & villa 1/f』が位置するのは、箱根の中でもとりわけ豊かな自然に囲まれる高原リゾート地・仙石原。観光の拠点として賑わう箱根湯本を越えた先にあるここは、深い緑と鳥のさえずりが響くほどの静寂に包まれた、リトリートに絶好の土地。そんな豊かな自然の中に佇む『箱根リトリート före & villa 1/f』は、「före」と「villa 1/f」の2つの宿泊施設からなります。

さらに敷地の中央にある「料亭 俵石(ひょうせき)」は、実は大正3年に創業した箱根の名門旅館「俵石閣」を移築し、改装した建物。芸術家や文化人たちが作品作りのために隠れ家として利用したと言われる格式ある「俵石閣」はどんな場所だったのか。その魅力を知るために、まずは「料亭 俵石」を訪れました。

image

「料亭 俵石」

fade-image

「俵石閣」は、建築家・島田藤吉氏により1914年(大正3年)に開業された温泉旅館。日本の建築様式の一つで茶室建築の手法・意匠を取り入れた住宅の様式である「数寄屋造り(すきやづくり)」の棟梁として知られた島田氏。数寄屋造りは、格式ばらない自由なデザインが特徴で、建物の至る所に、島田氏の“遊び心”を感じることができました。

fade-image

「俵石閣」からは見えない富士山を少しでも味わってほしいという思いからデザインされた欄間

fade-image
fade-image

些細なところにも数寄屋造りの魅力が詰まっている

当時から使われている大正ガラスや建物自体が持つ雰囲気から、歴史の奥深さを体で感じられるここは、一歩足を踏み入れただけでタイムスリップしたかのような感覚になりました。

fade-image

大正ガラスは当時のまま

fade-image

毎週変わる「季節のお花」が迎えてくれる

fade-image

さらに奥へ進むと、茶室も。歴史深さを感じるここは、まるで当時の人々の息遣いまで聞こえてくるような貴重な場所でした。

全3棟37室からなるホテル「före」

image

続いて訪れたのは、北欧モダンなホテル「före」。施設内の美しい緑に見惚れながら進んでいくと、あっという間に到着しました。

fade-image

「före」デラックスダブル(薪ストーブ付き)

全3棟37室からなる「före」は、さまざまな魅力を持つ4タイプのお部屋があり、1泊朝食付き2名1室3万9600円から宿泊可能。長期滞在にも、週末のリフレッシュにも、定宿にもぴったりのホテルです。この日も、日本国内からはもちろんのこと、海外からも多くの宿泊者が訪れていました。

テレビの音がない空間で、備え付けの薪ストーブに火を灯し、ゆっくりと自然の音に耳を澄ませれば、日々の疲れがじんわり解れていくのがわかるはず。

fade-image

また、こちらにはコンセントがついた机も用意されているので、ワーケーションにも最適。鳥のさえずりを聞いたり、四季折々の植物を愛たり……。あらゆるところに、いつもと違った“インスピレーションの種”が眠っていそうです。

18棟の独立コテージからなる「villa 1/f」

続いて訪れたのは、今年8月に合計7棟が新設された、全18棟からなる「villa 1/f」。1万5000坪もの広大な敷地に点在したヴィラたちは、それぞれ異なる趣を持った完全独立型の客室です。

image

新設された7棟のうち4つは、「料亭 俵石」の対面に建っており、歴史ある数寄屋造りの世界観を引き継いだ、所々に遊び心が垣間見える内装に。さらに、近景には豊かな庭、その先には俵石閣を望むことができ、その眺めはずっと眺めていたくなる不思議な魅力を放ちます。

fade-image

高窓から穏やかな光が差し込むお部屋、自然の傾斜に合わせて段差をあえて作りまるで自然と一体化したかのような心持ちで宿泊できるお部屋、数寄屋造りの世界観を引き継いだ和モダンなお部屋など。どのお部屋を見ても、高いこだわりと土地へのリスペクトを感じます。

fade-image

高窓から穏やかな光が差し込むお部屋

fade-image

自然の傾斜に合わせて段差をあえて作ったお部屋

fade-image

数寄屋造りの世界観を引き継ぎ、天井が三角形になった和モダンなお部屋

fade-image

「villa 1/f」のベッドはゆったりとくつろげるサイズ

また、『箱根リトリート före & villa 1/f』には大浴場「onsen f」がありますが、ヴィラにはプライベート温泉が備わっているのも大きな特徴。

fade-image

こだわり抜かれたお部屋や備え付けお風呂で過ごすひとときは格別。夜は静寂や自然の寛大さに身を委ね、朝は鳥のさえずりで目を覚ます。「villa 1/f」での宿泊は、何にも変えられない特別な体験になります。

「café & lounge」と「Free bird & Terrace」での穏やかなひとときも

fade-image

「café & lounge」

fade-image

「Free bird & Terrace」

敷地内には、宿泊者が利用できる「café & lounge」と「Free bird & Terrace」もあります。「café & lounge」では無料でコーヒーなどのドリンクを楽しめるほか、厨房で毎日手作りしているという季節のフルーツを使ったケーキも販売されており、贅沢なブレイクタイムを過ごせます。

季節によって変わるというフルーツケーキ

また、ガラス張りの窓からは美しい水面の輝きと深い緑を楽しむことでき、滞在中たくさんの人が思い思いの時間を過ごしているのが印象的でした。

fade-image

「café & lounge」からの眺め

「Free bird & Terrace」では、広々とした空間で談笑を楽しんだり、ブックディレクター・幅允孝氏によってセレクトされた本を読んだりと、ゆったりとした時間を過ごせます。

fade-image

「Free bird & Terrace」

fade-image

セレクトされた本棚

さらに、季節によってフードのサービスなどもあり、四季折々の楽しみ方ができるのも魅力。ここでなら、忙しい日々で見過ごしがちな季節の移ろいや自然の美しさを再認識できそうです。

地元の新鮮な食材を使ったレストランも

施設内にはレストラン「WOODSIDE dining」もあり、ここでは地元の新鮮な食材を薪窯で調理したシンプルでダイナミックな料理を楽しむこともできます。朝食はブッフェ、夜は薪焼きコースディナーをいただけます。

fade-image
fade-image
fade-image

朝食のブッフェでは、バイキング形式の料理のほか、注文形式の料理もあり、味覚でも箱根の魅力を存分に味わうことができました。

Slide 1
Slide 0
Slide 1
Slide 0

また、「料亭 俵石」では和食懐石を提供。100年前の旅館の客室をそのまま使用した歴史感じる隠れ家的な個室で、絶品のお食事をいただけます。

image
image

前菜

image

強肴「黒毛和牛フィレ肉炭火焼」

なお「WOODSIDE dining」も「料亭 俵石」も、予約をすれば宿泊者以外のお食事のみの利用も可能。宿泊する時間が確保できない方はお食事を楽しむだけでも、リラックスした特別なひとときを過ごせるはず。

最後に、歴史深さと箱根の魅力をまるっと味わえる『箱根リトリート före & villa 1/f』について、担当者からメッセージをいただきました。

「箱根連峰、仙石原の森に溶け込むように佇むリゾートでは、草葉の香りと、木々を揺らす風の音が心を癒し、緑に包まれたモダンな空間が皆さまをお迎えいたします。自然のリズムに身を委ね、日常の喧騒から離れた静けさの中で『何もしないことを楽しむ』特別なひとときをお過ごしいただきたいと思います」(オペレーション マネージャー 赤井陽祐さん)


自然と一体化するような宿泊と、大正から続く歴史を身をもって感じることができる『箱根リトリート före & villa 1/f』。ここでの宿泊は、“癒し旅”にとどまらない、一生の思い出になるはずです。

Photo:梅原美侑
Text & Edit:那須凪瑳

author's articles
author's articles

author
https://d22ci7zvokjsqt.cloudfront.net/wp-content/uploads/2023/03/001-EDIT2.png

Beyond magazine 編集部

“ユースカルチャーの発信地“をテーマに、ユース世代のアーティストやクリエイター、モノやコトの情報を届けるWEBマガジン。
more article
media
技術責任者のJake Dyson氏に製品コンセプトを聞く
ANNEX
date 2024/10/11