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時短、簡単、なのにおいしい。

「炎舞炊き」「EVERINO」が、日々の暮らしを変えるワケ

author: 那須凪瑳date: 2024/07/11

家電を買うとき、気にするのはどんな点だろう? 価格、性能、見た目、サイズ感……。さまざまな要素があると思うが、象印マホービン(以下、象印)から、幅広いニーズにフィットする新製品2種が発表された。発表されたのは、大人気製品「炎舞炊き」と「EVERINO(エブリノ)」の新作。これらの魅力を突き詰めるため、発売に先立って行われた新作発表会に足を運んだ。

大人気製品の新作2種の新機能とは?

新作発表会で出合ったのは、「炎舞炊き」シリーズの新製品(6月21日発売)と、「EVERINO」の新製品(9月11日発売)の2つ。どちらも数年前に初めて発売されてから、人気を誇るシリーズだ。では、新たにどんな機能が搭載されたのだろう? 開発担当者へのインタビューとともに、新機能の魅力に迫る。

「炎舞炊き」がさらに進化。「粒立ちがゆ」も見逃せない

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そもそも「炎舞炊き」とは、“象印、百年目の最高傑作”として2018年より発売された人気圧力IH炊飯ジャーのこと。かまどの炎のゆらぎに着目し、底IHヒーターを複数に分けそれぞれ独立制御する、業界初(※)の「ローテーションIH構造」を搭載したシリーズで、既存の圧力IH炊飯ジャーを超える炊き上がりのおいしさで大きな話題を呼んだ。

(※)業界初……2018年5月31日時点。家庭用炊飯ジャーにおいて象印マホービン調べ。

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縦横無尽に複雑で激しい対流を生み出す「3DローテーションIH構造」を採用

でも、「炎舞炊き」のこだわりはこれだけではない。採用している内釜は、「鉄(くろがね仕込み)豪炎かまど釜」といって、発熱効率・蓄熱性が高い「鉄」素材を、熱伝導率の高い「アルミ」と耐久性に優れた「ステンレス」に組み込んだ象印独自のもの。なお、6月21日に発売された「炎舞炊き」の新製品は、この「鉄」の純度を見直し発熱効率を高めたことにより、お米により一層熱が伝わりやすくなり、さらに一粒一粒が立った炊き上がりを実現してくれるのだ。

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「鉄」の純度を見直すことで発熱効率が高まった「鉄(くろがね仕込み)豪炎かまど釜」

また、近年の健康志向の高まりで人気のおかゆに着目し、通常の「おかゆ」メニューに加え、普段から食べやすい「粒立ちがゆ」メニューが新たに搭載されたのもポイント。

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「粒立ちがゆ」メニューを新たに搭載

おかゆは普通に炊いたごはんを食べるのと比べ、吸収が早く消化が良いため、内臓に負担をかけることなくエネルギーを摂取できる。卵がゆ、海鮮がゆなど、アレンジして食卓に取り入れるのも良さそうだ。

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また、毎回洗う必要があるのは、外して洗える内ぶたと内釜のたった2点だけ。内ぶたは圧力ボールが無いので凹凸部分が少なく、お手入れが簡単。まさに家事にあまり時間を割けない方にぴったりの製品だ。

なおカラーラインアップは、濃墨(こずみ)、絹白(きぬしろ)の2色展開。自分のインテリアに合わせて選んでみては?

商品企画部 稗田さんコメント

「炎舞炊き」のNW-FC10は、昨年6月に発売して大好評だったNW-FBの技術を受け継いだ型です。好評だった部分は継承しながらも、さらにこだわったのが内釜。純度の非常に高い鉄を使うことで、ご飯に対する熱の伝わりがより一層強くなっています。

本機の開発時にも、外観、香り、味、粘り、硬さなどをメンバーが点数をつける「官能試験」を行いましたが、全員一致で昨年リリースした「炎舞炊き」で炊いたご飯よりもおいしくなっていると判断しました。また、高精度カメラで一粒一粒を撮影して目視で確認したり、一粒一粒の硬さを測ったりと、数値でも「以前よりも良い」という結果が出ています。このWチェックを経て出来上がった、象印が自信を持っておすすめする新製品です。

「EVERINO」新作は、一人暮らしにもぴったりの18リットル

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オーブンレンジ「EVERINO」ES-KA18(ホワイト) 7万円前後(参考価格)

続いて紹介したいのは、9月11日に発売されるオーブンレンジ「EVERINO」の新製品ES-KA18。丸いフォルムとシンプルなデザインがどんなインテリアにも馴染んでくれるこちらは、一人暮らしにピッタリの待望の18リットル。

「本当に使ってもらえるレンジ」を目指して開発された「EVERINO」シリーズ。そんな「EVERINO」の名前には、“Everyday”“Everyone”“Every dish”の3つの言葉が含まれており、「毎日の皆様の食卓を支える、とことん使えるオーブンレンジ」という思いが込められているそう。

その名通り、一般的な「レンジ」「グリル」「オーブン」「解凍」機能に加え、聞き慣れない「レジグリ」「サクレジ」「パンレジ」という機能が。これらの機能について、それぞれ説明したい。

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まず1つ目の「レジグリ」とは、レンジとグリルを自動で切り替えてくれる機能のこと。レンジ機能で食材の芯まですばやく熱を通し、その後は自動でグリル機能に切り替え、食材の表面にこんがり焼き色をつけてくれる。これによって時短調理が実現するだけでなく、手軽に本格的な料理を作ることができる。

2つ目の「サクレジ」は、レンジとグリルを自動で切り替えてくれる点は「レジグリ」と同じだが、「レジグリ」よりもレンジ加熱を早めに切り上げてグリルで焼き付けるのがポイント。これによって、揚げ物などのお惣菜が中まで温かく、外側はカリッと仕上がる。

3つ目の「パンレジ」は、トーストが一度に両面焼ける新機能。付属の焼きプレートの裏側にフェライト材という特殊な材を用いており、マイクロ波を吸収するためまるでフライパンを温めたときのようにプレートが熱せられ、これによってひっくり返す手間をかけずに、トーストの両面を焼いてくれるという優れもの。もちろんパンのリベイク(温め直し)もできるのに加え、冷凍トーストも1枚約4分10秒で焼き上げてくれるそう。

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裏側にフェライト材を採用した付属の焼きプレート

ほかにも、牛乳、コーヒー、お茶、ジュース、水などの温めに便利な「飲み物」メニューや、さつまいもなど手間のかかる調理が簡単にできる「ゆで根菜」メニューなど、幅広い自動メニューを搭載。毎日の料理が手軽に、そして料理の幅も広がりそうだ。

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料理に合わせて選択できる自動メニューがこんなにたくさん

手軽においしい料理が完成。そのお味は?

今回は特別に、「炎舞炊き」と「EVERINO」で調理した白米とハンバーグをいただけることに。

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お米一粒一粒がツヤツヤ輝く。ハンバーグはふっくらとしておいしそう

いただくのは、「炎舞炊き」のNW-FC10で炊き上げた白米と、8月1日発売予定の「EVERINO」シリーズ26リットルの新製品ES-GW26の「レジグリ」で調理したハンバーグ。白米はツヤツヤとした仕上がり。ハンバーグはふっくらとした印象で、レンジで調理したとは思えない出来栄え。ほんのりついた焼き色が食欲をそそる。

そのお味は、もちろん美味。白米は一粒一粒がしっかり立っており、お米本来の甘みがじんわり口に広がる豊かな味わい。ハンバーグはふんわりとした食感で、お肉本来の味と肉肉しさを活かしたジューシーなおいしさが口いっぱいに広がる。ちなみに、新作のES-KA18では、同じハンバーグが約8分で仕上がるそう。

このほか、ES-KA18を使えばグラタンの調理も約9分で完了。買ってきた惣菜もまるで作り立てのようにリベイクできるので、それぞれのライフスタイルに合わせて重宝すること間違いなしだ。

商品企画部 稗田さんコメント

新たに搭載された「パンレジ」は、実は数年前から取り掛かっていた機能で、やっとお届けできるときがきました。トーストが両面焼けるだけでなく、冷凍トーストも1枚約4分10秒という速さで焼き上がるので、ぜひ使用していただきたいです。

また、クロワッサンのリベイクにもぴったりで、大体4分くらいでとてもおいしく仕上がるので、ぜひ試していただきたいです。ちなみに、クロワッサンは嵩が高いので、下の段に並べてくださいね。あと、カレーパンは「サクレジ」を使うとおいしく仕上がるので、こちらもぜひお試しください。

QOLや健康への関心が高まる今。「炎舞炊き」と「EVERINO」を生活に取り入れれば、料理に割く時間を短縮できるうえ、料理の幅も広がって、充実した毎日が送れそうだ。

製品貸与:象印マホービン
Photo:近藤沙菜
Text&Edit:那須凪瑳

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Beyond magazine編集者・ライター
那須凪瑳

音楽メディア会社で働いた後、フリーランスに転身。現在はカルチャーメディアを中心に執筆、企画、編集も。音楽をはじめとする「文化」が社会に与える影響に興味を持ち、日々その可能性を探究中。
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