ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」を観た時、華やかなドラァグクイーンの世界に目を奪われたものだった。後日、日本にもドラァグクイーンとして活躍する美しいパフォーマーがいることを知った。「八方不美人」だ。エネルギッシュな舞台を行う3人。手料理を楽しみながら新曲の打ち合わせをするというので、お邪魔した。
新宿二丁目発、本格派ディーヴァユニット
作詞家・及川眠子と作曲家・中崎英也のプロデュースによる、3人のドラァグクイーンによる新宿二丁目発ディーヴァユニット「八方不美人」。ディーヴァとは歌姫の意味。メンバーはライター、脚本家としても活躍するエスムラルダさん、ドラァグクイーンコンテストで優勝経験を持つドリアン・ロロブリジーダさん、ホイットニー・ヒューストンとちあきなおみを敬愛する、ちあきホイみさんの3人。
圧倒的な歌唱力とパフォーマンスに加え、美しいメイクと衣装も魅力。2018年12月のデビュー後、2019年8月に「サマーソニック2019」、同年12月に「コカ・コーラ presents LIVE PRIDE~愛をつなぎ、社会を変える。~」に出演するなど、順調にキャリアを重ねてきた。NGなしのトークには定評があり、イベントやメディアに多数出演。2021年4月からはラジオ番組「LOVE RAINBOW TRAIN」(TBSラジオ系、毎週土曜日20時~)で、MISIAのパートナーを務めている。
今日なに作る? アプリで楽しく検索
この日は新曲の衣装と演出の打ち合わせ。こういう時は料理も3人で準備するという。パナソニックの「マイスペック」オーブンレンジに、スマホアプリ「キッチンポケット」で選んだレシピを送信。「パーティー料理のバリエーションは少ないから、アプリで探せると助かる」とエスムラルダさんは笑顔。「ベースがシンプルでメニューもパーツも、使う時に追加していく発想がいい。マトリックスみたい」とドリアンさん。ホイみさんは、「家電を買う時はフルスペックのものを買いたくなるけど、実際使っているのはレンジの温め機能だけ。使いこなせていない自分に落ち込んでいた。だから『マイスペック』オーブンレンジみたいな製品を待っていたの!」とシンプルさを評価。
「マイスペック」オーブンレンジは、レンジ温めとオーブン調理のシンプル設計。ボタンもメニュー数も少ないため、直感的に迷わず使える。スッキリとしたデザインも魅力。大きすぎず小さすぎず、丁度良いサイズだ。それでいながら、オーブンのヒーターには上位機種の技術を応用したハニカム形状の「大火力平面ヒーター」を採用。高火力でスピーディーな調理を楽しめる。
別売り品には、蒸し料理に便利な「スチームポット」と、グリル料理を楽しめる「グリル皿」を用意。スマホアプリ「キッチンポケット」で必要なものだけ本体に追加・ダウンロードできるため、自分のライフスタイルや料理スキルにあわせて一緒に成長できる家電というわけだ。
絶品パエリアとカマンベールフォンデュでお酒がすすむ
スチームポットで「魚介のパエリア」、グリル皿で「カマンベールフォンデュ」を調理。パエリアは、スチームポットに、米と魚介と野菜をのせて、スープとともに炊き上げる。ガスで炊くときは火力の調整に気を遣うが、今回はオーブンレンジ任せなのでほったらかしで大丈夫。打ち合わせをしながら料理の出来上がりを待つ。ワイン片手に会話も弾みそうだ。カマンベールフォンデュはグリル皿に野菜などを並べ、中心にカマンベールチーズを丸ごとセット。野菜とチーズに焦げ目がついたら出来上がり。野菜にチーズをたっぷり絡ませていただこう。スチームポットもグリル皿もそのまま食卓に出せるデザイン。焼きたてをすぐに美味しく食べられて、洗い物が少ないのもポイントだ。
「火加減が丁度いいし、焦げ目もキレイでもう最高!」と3人とも大喜び。グリルや蒸し料理など、準備が大変そうなイメージの調理法も、本機なら気軽に挑戦できると高評価。「魚介のプリプリ歯応えがたまらないパエリア。こんなに簡単にできると思わなかった」とエスムラルダさん。ドリアンさんは「3人とも料理スキルや食の好みが違う。でもこの『マイスペック』オーブンレンジなら3人で同じ家電を使っても、それぞれにあわせてカスタマイズできるね」と話す。「ひとりで使ってもいいし今日みたいにみんなで集まる時の料理を作るのにも便利。そういう広がりとゆとりがあるところが、ソロ活動もチームの活動も両立させている“八方不美人”みたい」とホイみさんも大絶賛。
「マイスペック」は多様性につながる
本当に仲の良い3人。強烈な個性の3人が仲良く過ごせる秘訣、そこに「多様性」のヒントがある気がする。思い切って質問すると、ドリアンさんからこんな答えが返ってきた。
「ほおっておけ合えることが大切だと思います。あなたはあなた、私は私、各々居心地良い人生を送りましょう、その上で交わったり離れたりできたら楽しい。それが“多様性”だと思う」。
なるほど。そう言われてみると、誰かが決めたフルスペックに自分を近づけるのではなく、自分が心地良い機能を追求する“マイスペック”なオーブンレンジは、多様性のひとつの形と言えるかもしれない。
「マイスペック」オーブンレンジ
NE-UBS5A
レンジとオーブンの基本機能をベースに、スマホアプリ「キッチンポケット」と別売りのアタッチメント(グリル皿、スチームポット)により、後から自分仕様に機能をアップデートできるオーブンレンジ。アプリを使って好みのキーワードを選択すると、使用者に合ったレシピを提案。操作部はシンプルで最小限の機能に絞ってデザインされている。
https://panasonic.jp/range/products/ne-ubs5a.html
*機能の追加には別売アタッチメント、スマートフォンおよび専用アプリ「キッチンポケット」が必要です。 利用可能なスマートフォン・Wi-Fi環境など、詳細はホームページをご確認ください。