インテリアスタイリストとして第一線で活躍する窪川勝哉さんが、自宅で20年以上愛用したドラム式洗濯機から、パナソニックの最新モデル『ななめドラム洗濯乾燥機 SDシリーズ Uタイプ(NA-SD10UAL)』へと買い替えました。なぜ窪川さんは数多くのドラム式洗濯乾燥機から本機を選んだのか? その選定理由、実際の使い心地、ランドリースペースのインテリアづくりのコツなどについて、インテリアスタイリストの目線から話を伺いました。

窪川 勝哉
インテリアスタイリスト
インテリアをはじめ、家電、ステーショナリー、車など、プロダクト全般に造詣が深い。雑誌のインテリアページ、インテリアや家電のカタログ、CM、商業施設のウインドウディスプレイ、マンションのモデルルームなどのスタイリングを手がける。2011年から1年半渡英。 現在は東京を拠点に活動中。東洋大学ライフデザイン学部非常勤講師。
ヴィンテージハウスに映える最新家電の選び方
窪川さんの自宅は、1950年代に建てられたテラスハウス(連棟住宅)。足を踏み入れるとまるでヨーロッパの家庭的なホテルにいるような、ヴィンテージ感あふれるインテリア空間が広がります。建具は元からあるものを生かし、そこに時代やテイストをミックスしたアイテムが並びます。

外光が限定的に差し込むことで深みのある空間を演出。心地よいリラックス感が生まれています
メインであるリビングダイニングとカウンターを隔てる形でレトロなキッチンが存在し、そこで使用される冷蔵庫と隣合わせになる形で、今回ななめドラム洗濯乾燥機を設置したランドリー空間が繋がります。
「キッチンやランドリー空間は、暗いと作業がしにくいので白を基調とした明るい部屋にしています。壁や床はわざと外壁っぽいというかザラザラとした仕上げにしています。壁に掛かる鏡や時計などは、ドラム式洗濯機のドラム形状に合わせて、あえて円形ものをコーディネートしているんですよ」と窪川さん。
白壁が印象的なランドリー空間で、窪川さんがこれまで使っていた洗濯機は、ヴィンテージ感あふれる年代物のドラム式洗濯機。デザインが気に入って、20年以上前に購入し、家を引っ越しても使い続けていたそうです。
「ヨーロッパの家庭的な宿をイメージした住空間なので、ランドリー空間は、最初からヨーロッパで主流のドラム式洗濯機を使っていました。シンプルでスクエアなデザインなものがいいと、古いものを愛用し続けていたのですが、さすがに20年経つといろいろ不具合が出てきて限界を迎えつつありました。そろそろ新しいドラム式洗濯機を選ばないといけないかなと思っていたところで、今回のパナソニックのSDシリーズに出会い、そのコンパクトさやシンプルなデザインから購入を決めました」(窪川さん)
スクエアなデザインは省スペースで空間に溶け込む
新たな洗濯機として選んだのが、「パナソニック ななめドラム洗濯乾燥機 SDシリーズ Uタイプ(NA-SD10UAL)」でした。SD シリーズは、幅60cm(※左右の手掛け部、給排水ホースを含まず。)×奥行き65cmのコンパクトサイズ。省スペースでも設置可能で、コンパクトサイズながら、洗濯容量は10kg/乾燥容量5kgとファミリーユースとしても十分な大容量です。

リビングと対照的に、明るいランドリー空間。今回設置したのはSDシリーズ Uタイプ(NA-SD10UAL)。白いボディが白壁に溶け込み、静謐な空間を演出しています
「洗剤類やアイロン台など細々したものが多いランドリー空間は煩雑になりがち。洗濯機などの大きな家電は水平垂直のシンプルなデザインを選ぶと、空間がすっきりします。SDシリーズは水平垂直でデザインがとにかくシンプル。ボタンの操作部は天面に配置されていて、フロントから見えないところもいいですよね。“ドラム式洗濯機”と検索したらアイコンとして使われそうな、誰もが想像する象徴的なデザインじゃないでしょうか」(窪川さん)。
パナソニックの調理家電などを複数愛用している窪川さんは、最近特に同社製品のデザインに好感を抱いていました。今回設置したSDシリーズは、最新家電ながら窪川邸のようなヴィンテージハウスにも寄り添い、デザインの懐の深さを感じたといいます。
「この家はレトロなものが多く、最新家電とは相性が難しいんです。でもSDシリーズは後ろの白壁がせり出してきたように自然に溶け込みました。空気感はレトロなままなのに、機器の中身だけ最新機能にアップデートされたような新鮮な印象です」(窪川さん)。
コンパクトなのに高性能。その使い心地とは?
デザイン面では満足したSDシリーズですが、使い心地はどうだったのか。さらに詳しく伺いました。
「まず、以前使っていた古い洗濯機と比較して、音と振動がとても静かになったことに驚きました。車が大好きなので、例えるなら“ツースト(2ストロークエンジン)からハイブリッド車に変わったくらいの変化”ですね。以前の洗濯機は音と振動がとにかく大きく、洗濯中は隣のリビングでの作業が難しく、オンラインミーティングなどは2階でしていました。でもこれなら、リビングで打ち合わせをしていてもまったく問題ないですね」(窪川さん)。

以前使っていた古い洗濯機と比較して、振動が少なく静音性に優れているため、隣の部屋で仕事をしていても気にならないそう
今回窪川さんはSDシリーズのうち、多忙なライフスタイルに合わせてUタイプをセレクト。このモデルの大きな特徴は、洗濯物の量などに応じて、自動で洗剤と柔軟剤を適量投入してくれること。毎回の計量という手間が省け、家事負担を軽減します。また、スマートフォンアプリとの連携機能で、帰宅時間を見計らって外出先から洗濯開始、予約していた洗濯終了時間を変更することもできるなど、忙しい生活においても効率的に家事を進めることが可能です。
「これまでは、洗濯機のディスプレイに表示される終了時間と実際の終了時間にずれがあり、洗濯が終わるまで待つことがありました。でもSDシリーズの場合、洗濯が終わるとアプリに通知が届くので、常に洗濯のことを気にかける必要がありません。外出先から洗濯機を操作できるのも便利で、ほかの作業や予定に集中しやすくなります」(窪川さん)。

アプリでは、洗剤自動投入の設定、終了時間の設定などもできます
また、洗濯物の仕上がりもこれまでとは段違いとのこと。
「これまで洗濯の仕上がりにはあまりこだわっていませんでしたが、洗剤や柔軟剤の自動投入機能を使い始めて、仕上がりの違いに驚きました。毎回適量が入るおかげか、タオルもふんわりしていて、思った以上に満足度が上がりました」と笑顔で語ります。



ランドリー空間を美しく見せるインテリアのコツ
生活感が出やすいランドリー空間。ここではSDシリーズを購入した人が、すぐにでも真似できるインテリアスタイリングのポイントを窪川さんに教えてもらいました。
「ランドリー空間は限られたスペースで、大きな面積を占めるのが洗濯機。ほんの数cmコンパクトになるだけでも空間がすっきりするので、サイズ選びは大切です。その上で、このSDシリーズはスクエアデザインなので、洗剤ボトルもスクエア型のものを選んだり、ピンチなどの小物をスクエア型の収納ボックスにまとめると、インテリア的にも全体に統一感が生まれ、より洗練された空間になります」とのこと。これならすぐに真似できそうです。
狭い玄関でもスムーズに搬入。そのBefore/After
冒頭にも触れたとおり、窪川さんの自宅は1950年代築のテラスハウスのため、現代の住宅と比較して間口が狭く、大型の家具や家電を搬入するときはドアに引っかかることが多いそうですが、今回の搬入はドアや角にひっかかることなくスムーズ。奥行きがコンパクトなので、方向転換もラクにできていました。
窪川さんがSDシリーズを選んだ理由は、デザインと機能のバランス、そして長年ドラム式洗濯機を手がけてきたパナソニックへの信頼感。
存在感のある家電は、空間の印象を大きく左右します。だからこそ、機能性はもちろん、デザインやサイズにもこだわって選びたいですね。日々の暮らしに自然と馴染み、使うたびに満足感を得られるもの。それが、長く愛せる一台なのかもしれません。
パナソニック ななめドラム洗濯乾燥機 SDシリーズとは

SDシリーズは、本体サイズを幅約60cm(※左右の手掛け部、給排水ホースを含まず。)×奥行約65cm×高さ約96cmに抑えることで、省スペースでも設置できるドラム式洗濯機。狭い場所でもスムーズに設置できるため、家のスペースを有効活用できるほか、設置スペースが理由でドラム式を諦めていた人にとっても選びやすいモデルです。内部構造を工夫することで、10kgの洗濯容量と5kgの乾燥容量を確保。乾燥方式はヒーター式です。

窪川さんが購入したUタイプは、スマートな機能が特徴です。「液体洗剤・柔軟剤自動投入(2タンク)」を搭載・「スマホで洗濯」に対応しており、外出先からスマートフォンで洗濯を開始したり、洗濯の進行状況を確認することができます。
もう1つのHタイプは、こだわり洗濯ができるモデル。温水を使用して黄ばみやニオイなどもしっかり落とす「温水スゴ落ち泡洗浄」を搭載。汚れや衣類の種類に合わせた洗い方を重視する人にぴったりのモデルです。自動投入は液体洗剤のみに対応。タンク容量は約1,780mlで、増量パッケージの洗剤もそのまま入れられます。

どちらのモデルも糸くずがたまりやすいドア内側の「窓パッキング洗い」機能を備えており、日々のお手入れの手間を軽減します。2つのタイプから自分の暮らしに合わせて選んでみませんか。
Uタイプ
NA-SD10UAL
・洗濯容量10kg/乾燥容量5kg
・本体サイズ:幅600(※左右の手掛け部、給排水ホースを含まず。)×奥行き650×高さ960mm
・標準コースの運転目安時間:洗濯から乾燥までが約139分、洗濯のみが約29分
・消費電力量:1,980Wh(洗濯から乾燥時)、70Wh(洗濯時)
・標準コースの運転目安時間:洗濯から乾燥までが約195分、洗濯のみが約33分
・乾燥方式:低温風パワフル乾燥(ヒーター/排気式)
・自動投入タンク容量:液体合成洗剤は約920ml、柔軟剤が約650ml
・本体カラー:ホワイト
・パナソニックオンラインストア価格:197,010円(税込)
*開梱・設置・リサイクル料金・収集運搬料金等の費用は含まれません。
Hタイプ
NA-SD10HAL
・洗濯容量10kg/乾燥容量5kg
・本体サイズ:幅600(※左右の手掛け部、給排水ホースを含まず。)×奥行き650×高さ960mm
・標準コースの運転目安時間:洗濯から乾燥までが約195分、洗濯のみが約33分
・消費電力量:1,980Wh(洗濯から乾燥時)、70Wh(洗濯時)
・標準コースの運転目安時間:洗濯から乾燥までが約195分、洗濯のみが約33分
・乾燥方式:低温風パワフル乾燥(ヒーター/排気式)
・自動投入タンク容量:液体合成洗剤約1,780ml
・本体カラー:ホワイト
・パナソニックオンラインストア価格:197,010円(税込)
*開梱・設置・リサイクル料金・収集運搬料金等の費用は含まれません。
Beyond magazineからのお願い
『パナソニック ななめドラム洗濯乾燥機 SDシリーズ』に関するアンケート