日々暮らしていると、どこか体が不調を訴える。となると定期的なメンテナンスは必要で、不調こそが自分の今を見つめ直すチャンスでもあり、ケアすることで肉体的にもメンタルにもよい影響を及ぼす。今回は顔のメンテナンスに定評のある老舗サロン「「レイ・ビューティースタジオ」」へ潜入。
エステ業界の大御所、田中さんを訪ねて
出かけなくても在宅でいろいろな仕事がまかなえるとわかってきた昨今。見た目を気にしないでもいいという風潮もある。しかし、ウェブで会議して自分の姿を画面上で確認すると、その疲れた表情や寄る年波に勝てないと痛感させられた人も少なくないはず。時間があるこんな時だからこそ、しっかりケアをしておくと通常に戻った時にアドバンテージとなる。
まずは、顔のメンテナンスをしようとエステ業界の大御所・田中玲子さんの「レイ・ビューティースタジオ」へ。彼女をひと言で表すと、パワフル。お話ししているだけで、ちょっと触れてもらうだけで元気を注入してもらえる。
数十年のキャリアを持ち、なんと1979年にサロン設立。草創期の頃から「普通のOLさんが通えるサロンにしたかったの」というコンセプトはまったくブレておらず、今も第一線で活躍する田中さんはとても無邪気。もちろん普通の男性も通いやすい。というのも“男女が別の入り口になっている”から。こういう細かい気遣い、大切。
凝った体がバターのようにとろけていく
美容業界の大先輩にマッサージしていただくだけでも恐縮ではあるが、これも仕事なので身を委ねることに。今回、選んだのは「小顔美点マッサージコース」。冬の間、寒さで巡りが悪くなり少々むくみがちだったので、スッキリとした表情が欲しくてリクエストした。
その内容はクレンジングから始まり、角質落としと毛穴吸引。たとえメイクをしていない男性でも丁寧にクレンジングから行う。スルリと指が肌の上を踊るように行き来する。「角質もあまり溜まっていないし、お手入れしているのね。気に入ったわ！」とお褒めの言葉もいただき、うれしい限り。
きれいになった肌にプラセンタを導入し、自社開発をしている乳酸菌生成エキス入り高保湿ローションをしっかりと浸透させる。首のつけ根～僧帽筋にかけて、じっくりとほぐしてもらったのだが、それがもう天にも昇るように気持ちいい。特にPC作業で凝り固まった体がバターのようにとろけていくのがわかる。
独自の美点マッサージで小顔を実現
そしていよいよ真打ちとも言うべき、磁気精製スクワランを塗布しつつ、小顔美点マッサージ。これは、47年間のキャリアで20万人もの肌をほぐしてきた結果にたどり着いたオリジナルのメソッド。
ツボ押しをベースに田中さん独自のトリートメント法を融合したもので、グイっと来るかと思えば、優しく撫で上げられ、緩急のつけ方が実にお見事。仕事じゃなかったら、完全に寝落ちしたはず。それでもあまりの心地よさに抗えずに少し記憶が曖昧になった。
最後に美白＆引き締めの海藻パックを施す。このパックがまさに海藻という感じで、磯の香りがしっかりする。まるで昆布に包まれているかのよう。この一連の美点マッサージのおかげで、むくみがすっかりと流れて小顔に。その効果は直後よりも2～3日後にピークを迎えるそう。プレゼンなど人前に立つ仕事が多いので、その前に仕込んでおくことができるのも助かる。ここは、もうリピート決定のサロンだ。
レイ・ビューティースタジオ
住所：東京都世田谷区北沢2-22-12 レフアビル
電話： 0120-015-141
URL：https://rey.co.jp/
メニュー名・価格：小顔美点マッサージコース・70分／1万450円
取材協力：レイ・ビューティースタジオ
