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マイボトルのお引っ越し!

象印のMYステンレスボトルは「パッキン」が違うんです!

author: 小口 覺date: 2022/07/21

汗をかくこれからの季節、ステンレスマグは必需品。都会に住んでいれば、そこらでペットボトルの飲料は買えますが、マイボトルを使えば経済的。毎日150円のペットボトルを1本買うとして3カ月で1万3500円と、ひと夏でも大きな節約になるのです。それに保温効果のあるステンレスマグなら、冷たい飲み物を冷たいまま維持できますからね。逆に、温かさもキープできますから、今買っておけば冬場になっても使えるんですよ。

時代の変化に伴い、改めて気づいた魅力

さて、我が家は子どもが2人いるので、これまで大小さまざまなステンレスマグを購入してきました。今回、個人的な推しとして紹介したいのは、象印マホービンの「ステンレスマグ」(SM-WA48)です。

象印マホービン「ステンレスマグ480ml(SM-WA48)」価格3278円/消費税込(象印マホービン公式オンラインストア)

SM-WAシリーズは、ボタンを押すとキャップがぱかっと開くワンタッチオープンタイプ。以前は子どもが喜ぶだけの機構だと思っていましたが、コロナ禍以降は手を触れる場所や時間が少なくなる衛生面でのメリットも感じられます。

直接飲み口を触らなくて済むワンタッチオープン機構

容量は3種類(360/480/600ml)あるなか、真ん中の480mlをチョイス。よく買いがちな500mlペットボトルと同程度の容量です。なんなら、購入したペットボトル飲料を少し飲んで、このマグに移し替えることもできるわけです。

ZOJIRUSHIの文字がなく象さんマークのみのシンプルさも好評なんだとか

パッキンの“あの悩み”を解決してくれる「シームレスせん」

これまで、わが家で一軍選手として使われていたのは、主にサーモス製のマグ。お安い製品も数ありますが、やはり保温・保冷能力には違いがあります。安いマグはすぐぬるくなっちゃうんですよね。保温・保冷能力では、象印マホービンもサーモスに負けてはいません。なにせ、社名に「マホービン」とあるぐらいなので、プライドを持って性能をキープしています。

そして、サーモスを含めた他の製品との大きな違いは、「シームレスせん」の採用です。通常は、フタにパッキンというゴム素材のパーツが付いているのですが、洗ったときなどに紛失や取り付け忘れを起こしがち。また徐々にパッキンが劣化して、カバンの中などで“お漏らし”を起こすこともあります(高校生の息子はなんどもやらかしている)。

これに対して象印マホービンの「シームレスせん」は、せん(栓)とパッキンが一体化しており、これらのデメリットが解消されているんですよ。

せん(栓)とパッキンがひとつになった「シームレスせん」。パッキンの付け忘れや、劣化によって飲料が漏れてカバンを濡らすことがなくなる

水やお茶なら洗うのもそんなに苦ではないんですが、スープなど油分を含んだ飲み物を入れると、とたんにパッキンを洗うのが大変になる。それが嫌で、スープ用のマグを買っても使わなくなってしまう人が多いようです。

キャップパッキンは取り外して洗うことができる
安全ロック機能があるので、カバンの中で勝手にふたが開いてしまう事故も防げる

ステンレスマグは、保温・保冷能力だけでなく、パッキンにも注目して欲しい。これをシメの言葉とさせていただきます(パッキンだけに……)。ありがとうございます。

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ライター・コラムニスト
小口 覺

雑誌、Webメディア、単行本の企画・執筆などを手がけるライター・コラムニスト。自慢できる家電「ドヤ家電」(日経MJ「2016年上期ヒット商品番付」前頭に選定)の生みの親。近年はトレンドやマーケティングをテーマに取材を重ねる。著書に「ちょいバカ戦略: 意識低い系マーケティングのすすめ」(新潮社刊)など。エンタメテックを主軸としたコンサルティングも務める。
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