MENU
search icon
media
Beyond magazineでは
ニュースレターを配信しています
  1. TOP/
  2. ANNEX/
  3. 高出力ポータブル電源が新時代の“コア”になる。
ANNEX

遊びも仕事も場所にとらわれない

高出力ポータブル電源が新時代の“コア”になる。

author: 三宅 隆date: 2021/05/13

ここ数年、災害続きの国内で注目を浴びている大容量のポータブル電源。モデルも多く、群雄割拠の様相を呈しています。そこで迷った場合は、大容量かつ高出力なアイテムが一番だなと思わされたのが、Jackeryの「Ace1500」です。

最初はポータブル電源ってアウトドアで充電を気にしなくていいし安心だなあ、程度にしか考えていませんでした。しかし、徐々にサイズアップしていき、「もうクルマがないと運べないよね?」という大きさに到達したとき……まさに、これを待っていたんだと気がついたのです。

重要なのは「容量」ではなく「出力」

どこへ行くにも連れて行きたくなるポータブル電源の中でも「Ace1500」は特に優秀でした。だって寒い時期のキャンプで一番問題となる防寒対策で、電気ブランケットや電気ヒーターが使えるんですよ。まあ電気ブランケットはモバイルバッテリーでも動くので珍しくないけど、電気ヒーターはそうはいかない。

焚き火で暖まればいいじゃないって? いやいや問題は寝るときのテント内。最近流行りの冬キャンプでは、テントの幕が凍ることも珍しくないほど寒い。だからって薪ストーブまで導入するのは仰々しいな、という私のような根性ナシには“電気のチカラ”が頼もしいことこの上ないわけでして。

これが可能なのも「Ace1500」が定格1800/瞬間3600Wという高出力を実現したから。モノにもよりますが、電気ヒーターに必要なW数は大体700~1000Wくらい。電源の出力がこれ以下の場合、うんともすんとも言わない。もっと言えば、家電ではトップクラスに出力を必要とする電子レンジも大体1000W前後を必要とするので、「Ace1500」はあらゆる家電が動くといっても過言ではないわけです。

遊びのアウトドアから仕事のワーケーションまで

お気に入りの使い道はホットプレートで肉を焼くこと。また電気ケトルでサッとお湯を沸かして、手軽にコーヒーやスープも飲めます。ほんと厳冬期の釣りなんて寒すぎて死にそうになるので、暖かい飲み物がサッと用意できるありがたみと言ったら……。

クルマのトランクに積んで置くだけで、ここまでライフスタイルが充実するアイテムを見たことがありません(笑)。しかも、そのまま車中泊するときにも重宝するという万能ぶり。エンタメ用のプロジェクター、カップラーメン用の電気ケトル、防寒対策の電気ブランケット、そしてLEDランタンのバッテリーも気にすることなく使えます。

もはや場所に束縛されることなく家電を使えるようになったことで、キャンプ・釣り・車中泊だけでなく、特に火が使えないニワンピング・ベランピングといった場所で活躍してくれます。

あと個人的には、外での仕事に集中したいときに家電があると、食事の準備が時短できて最高だなと。ワーケーションの可能性を一気に広げてくれるアイテムで、海でも山でも絶景を見つけて好きな場所がオフィスになります。

イエナカ時間も充実させる可能性まで秘めている

とまあ、ポータブル電源といえばアウトドアみたいなイメージが定着していますが、仕事でもない限りキャンプばかり行っていられないのが社会人。外出自粛の続く昨今、家の中にいる時間も多いでしょう。しかし、「Ace1500」はイエナカでも使える、いや使いたくなるのが面白いところ。

だってあらゆる家電が動くわけで、しかも大容量で、場所を選ばない。つまりコンセントを気にせず部屋のレイアウトを楽しめるということ。「ここにデスクを置きたいけど、延長コードが必要だし見栄えがちょっと…」という悩み、多いですよね。“だったらコンセントを動かせばいいんだよ”的な発想で、ポータブル電源を軸に部屋をレイアウトすればOK。

配線が床を這わなくて部屋もスッキリするし、掃除もしやすくなり、模様替えもラクラク。なにこれ、イイことしかない! しかもこの「Ace1500」は使用機器の電圧や、稼働状況を視える化するスマートモニターを搭載していて、自分がどのくらいの電力を使っているか確認できます。「空気清浄機って結構電力を食うんだな」とか、節電にまったく感心のなかった自分にそんな意識が芽生えたのも意外な発見でした。

そんなこんなで遊び方だけでなく、働き方や日々の生活まで変えてくれた「Ace1500」。新時代の相棒にふさわしい実力に脱帽です。

製品貸与:Jackery

Jackery「Ace1500」

  • 価格:17万6000円
  • 容量:1488Wh/41万3400mAh
  • サイズ:W35.5×D25.3×H26.5cm
  • OUTPUT:AC×3(100V/18A)、USB-Cポート(PD60W)、USB-Aポート(5V/2.4A)、USB-Aポート(QC3.0)、シガーソケット(12V/10A)
  • 充電時間:1way接続:約5.5時間(2way:約3.5時間)
author's articles
author's articles

author
https://d3n24rcbvpcz6k.cloudfront.net/wp-content/uploads/2021/04/005-2.jpg

編集者・Beyondディレクター
三宅 隆

ライフスタイル誌、モノ情報誌、TV情報誌などの編集部に所属し、現在はWebメディアのプロデュース・編集・執筆を中心に活動。カバージャンルは家電、ガジェット、時計、アウトドアなど。趣味はキャンプと釣り。Beyondディレクター。
more article
media
MIYASHITA PARK パンエスで、シャオミ・ジャパンの製品と「Xiaomi 14T Pro」の作例を楽しもう!
ANNEX
date 2024/12/20